ちびりそうになったはなしのきろく。

COVID-19。カッコつけてこう呼んでみる。

くそ！こいつさえいなければ…！と、どうしても思ってしまう今日この頃。どうも、私です。

COVID-19がいなければ、普通にツアーも開催されていたし、私の愛する自担だって…うっ(涙) …まぁ、今回はこの件についてここで何か言う気はありません。自分のいろんな意見が葛藤しています。

COVID-19で騒がれている中、ジャニーズグループが Smile Up! Project なるものをはじめましたよね。その活動の一環として、医療機関向けにマスクや防護服を配布しますよ、というものがあり、申込フォームまで開設(？)されていました。(5/19で受付は終了しています)

その情報はなんとな〜くTwitterで見ていて、サラッと知ってはいたのですが、ある日突然『私の職場も一応医療機関だからもらえる権利あるんじゃ…？』と思いついたんです。

(ワタシ一応看護師シテマス) 

『でもコロナの患者さんはうちには来ないし、きっともらえないよなぁ…』と思い込んでいて、申し込むのを躊躇っていました。

ですが。ホントーーーに！！

医療物資が！！！来ねぇんだわ！！！！！

マスクはもちろん、手袋やガウン、フェイスシールド、ゴーグルなどがほとんど制限かかってて来ないんです。元々制限がかかってるのもある。そしてきっと、最前線のところに優先で届けられているのだと思います。それは当然のこと、だけど。

私が働いている医療機関というのは産婦人科で、分娩も取り扱っています。他科のことは恥ずかしながらよく存じ上げませんが、産婦人科は血液や体液に暴露する機会が非常に多いので 日々感染予防に気を遣いながら働いております。簡単に言うと血液って、他人の血液って、めっちゃ汚いの。尿や便よりも汚い。(感染のリスクという意味での汚い、ですよ)

そして分娩には出血がつきものですし、外来でも出血して来院する患者さんがわりと多いんです。妊婦さんはもちろん心配になるし、そもそも生理以外の出血は不正出血だと思うので、心配になりますよね。COVID-19だけじゃなくて、血液や体液からの暴露も防がなければならない現場。そんな中、個人防護具が不足。お偉いさんたちからは毎日のように、君たちちゃんと感染予防しろよォ！！！そのためにきちんと正しく個人防護具つけろよォ！とお触れが送られてくる。でも、何せ物資が不足。分娩介助者は産婦が感染症持ってなくても全例N95を着用しろだって？だからN95なんてこんな田舎のクリニックになんて来ない！！優先順位というもんがある！！！

そんなこんなで現場(というか私)は荒れておりまして、せめてマスクだけでも頂けたら助かるなぁ…と思い始め、申込フォームをタップしたのがスタートです。「きっともらえないだろうけど、申し込まないと可能性はゼロだ。きっともらえないだろうけど。うん、きっともらえない」と思いながら必要要項を記入。そう、夢を見れば傷つくことばかりです。(←KinKi Kids大先生の教え)必要要項の他に、求められていないメッセージまで勝手に付け足しましたけど、何か。

そしてメール送信ボタンをポチ、送信完了。ここで私の満足度は満たされました。

－－－数日後。

日勤をしていて、お昼休みのことでした。サラダとパンとスープをたらふく食べておなかいっぱいで眠くなってきた頃、スタッフルームの内線が鳴りました。『〇〇さーん(ワタシ)』と呼ばれ電話に出ると、外線をとった事務のスタッフが、驚きの言葉を発するのです。

『ジャニーズ事務所から〇〇さん(ワタシ)にお電話です』←彼女も動揺していた

ハ？(・⊿・) と頭で処理できないままに電話に出ることになっちゃって。だってこの平凡な人生でジャニーズ事務所さまから私に電話かかってくる事なんてあるわけないと思ってるから！(ちなみにコンサート事務局から自宅に電話がかかってきたことはある。)

眠気覚めました。そしてちびりそうになりました。

「お電話かわりました、〇〇と申します」(動揺×1000000)(ちびりそう)

『こちらジャニーズ事務所 Smile Up! Project を担当しております △△と申します』(ニュアンス) 

「いっ…いつも大変お世話になっております…」(ちびりそう)(精一杯)(もはやちびってたかも)(しかも口から出た言葉がコレかよ)

そこからはあんまり覚えてないけど

申し込んでくれてありがとね、マスク送るよ、などを丁寧に丁寧にお話してくださいました。

この電話のあと？

放心状態で仕事が手につくわけがないじゃないですか！社会人だから、ちゃんと仕事したけども！(当然)

ちなみに外線をとった事務の子に「びっくりしたねぇ…」と言ったら「はい、びっくりしました。〇〇さん(私)なんか悪いことしたのかと思いました。」と言われました。

やめて、悪いことしてない。

そこから程なくして Smile Up！Projectの黄色いシールが貼られた段ボールに入ったマスクが、職場に届けられました。私が休みの日に届いたみたいでしたが、職場の皆様は開封せずにそのまま置いておいてくれた。ありがとう。

宛名は私の名前。ラベルも保管しようとして、そこの部分の段ボールごと切ってたら 後輩に『まさかそこまでやると思ってませんでした』と遠い目で言われました。

え、逆にみんな保管しておかないの…？保管するよね？

ジャニーズ事務所さま。最前線の医療機関ではないのにも関わらず、貴重な医療物資を届けてくださり、ありがとうございました。本当に、本当に感謝しています。当院は田舎の小さい産婦人科クリニックですが、スタッフ全員がその役割と責任を日々考えながら、業務にあたっています。分娩取扱施設としての責任も背負いながら、これからも小さい命とその命を育んでいくお母さんたちのために、精一杯頑張っていきます。

1日も早く、COVID-19が終息しますように。

で、終息して平和な世の中に戻ったら、ライブでNEWS4人のキラキラした姿見たいです。

てごにゃんのキラッキラの天使の笑顔が、見たいです。

てごにゃんの素敵な素敵な歌声が、聴きたいです。

もちろんNEWS4人の笑顔も見たいし、4人の歌声も聴きたいです。

NEWSの4人に会いたいです。

以上！！！